ノー残業デーの正体はノー残業代デー!?



あなたの会社にはノー残業デーはありますか?

これは定時で帰宅できる日を最低1日でも設けようというものです。ワークライフバランスを考えたら、社員にとってはメリットがあるように見えます。

僕の会社にもノー残業デーがありました。しかし、定時に社内の電気が消えたのはいいものの、そのあと真っ暗な社内でみんな残業していました…。

まあ、日本の会社はそもそも時間内に業務が終わることなんて滅多にありませんから、結果的に残業しないと仕事が終わりません。

というか、なぜ多くの会社は定時内に終わることを前提に、仕事を入れないのか不思議でもあります。

たとえば、永遠に残業しても終わらない仕事ってありませんよね?基本的に残業してギリギリ終わるような業務ばかりです。

そうなると、逆に言えば、残業してギリギリ終わるように業務をコントロールできているということではないでしょうか?なので、いつも定時内に終わるようにコントロールすることもできるということになります。

ノー残業デーというふうにキレイ事を言っていますが、残業なんて本来はイレギュラーですし、ノー残業デーという言葉自体がおかしいです。なぜ残業が前提なのでしょうかね?

この制度を設けることで、裏を返せば、他の日は残業することを強制的に認めてしまっているということになりますからね。

中にはノー残業デーとはご縁のない不夜城企業もあるので、設けているだけまだマシな気がしますが、先ほども話したように、ノー残業デーにも残業してるということは決して珍しいことではありません。

ところでこのノー残業デーを考案した人って誰でしょうかね?その人にひとつ言えることは、そもそもの本質を理解してません。

しっかり定時に帰してくれる会社はまだセーフだとしても、これがブラックであればどうなるのか?ブラック企業が問題になる理由は、いくら労働時間規制をしたところで守らないからです。

ですから、「ノー残業デーを週1日は守ってくださいね」と言っても、定時になれば、タイムカードや退社時間をシステムに打ち込んで、いかにも規制を守ってるフリだけします。

そして残された社員には、全く賃金の発生しないエンドレスワークタイムがあるだけです。

もちろん、ノー残業デーだから残業代は出ないわけで、申請したら出る会社もあるかもしれませんが、今日はノー残業だから申請するな!の圧力でサービス残業が決定します。

この制度はノー残業デーではありません。本当の名前は、ノー残業(代)デーなのです。

社員のワークライフバランスをいかにも考えてるように見せかけて、実は給料(残業代)を抹消するノー残業代デーなのですからね。

定時に帰宅させる規則すら機能していませんから、この制度は名前だけが一人歩きしているだけで、あってないようなものです。

くり返しますが、ノー残業デーがあることにより、残業が前提になってること自体がおかしなことです。

本来であれば、定時がレギュラー(規則)で、残業はイレギュラー(不規則)なはずなのに、規則と不規則が逆転してしまってるのが日本企業の現状ですよw

しかも、これがあたり前だと多くの人が信じていて、社会人たるもの、これが常識だってみんな思い込まされています。

わざわざ「○曜日はノー残業デー」というふうに、制度化しないといけない状態の異常さに気づくべきなのです。普通に企業が労働時間を厳守していれば、このような制度自体、必要ないですからね。

本当であれば、毎日ノー残業デーがあたり前で、どうしようもないときに、ノー定時デーってのをつくるほうが、しっくりくるような気がします。

だけど、わが国ではあたり前のことをあたり前だと言えない雰囲気がありますので、はっきり言って現代の労働観はどうかしてます。

ですから僕たちは、仕事のために生きるんじゃなくて、仕事はあくまで生きるための手段であるということを思い出す必要があります。

ん?今日はノー残業(代)デー?
やってらんねーよ。さ、帰ろw

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